たぶん今から15年くらい前、運動不足解消にと通い始めたセントラルフィットネスというジムでヨガのクラスを受けたのが私のヨガデビューだったと思います。
そのころ主流だったリラックス系のヨガではなく、どんどん動いてだらだら汗をかくようなヨガ。たしか「フロー&フレキシブルヨガ」みたいなタイトルだったような。
今思うとほとんどのポーズができなくてついていくのに必死だったけど、終わった後はなぜかすごくすっきり。汗をかいて体がすっきりすると頭の中のモヤモヤもどうでもよくなったりしてました。
通うたびに体が柔らかくなったり、筋力の変化を感じたり、できなかったポーズができるようになっていくのもうれしかった。
誰かと競争したり、自分ができないから負ける、とかプレッシャーのない運動だったから、ただただ気楽。
いつも周りと自分を比べて自信をなくしたり自分を卑下して嫌いになったりしていたけど、ヨガをしているときは自分の外側にばっかり向いていた意識が、自分の内側に向けられるようになっていたんだと思います。
そういうのが楽しくて、夜型人間で休みの日は昼まで寝ていたいタイプだけど(今も…)、その毎週土曜日朝10時からのヨガには毎週通いました。
それから、地域の公民館で教えているヨガサークルを見つけて週2回くらいのヨガをするように。
そこで初めてアームバランスというちょっと難しいポーズに挑戦したら意外とすんなりできて、 自分の体ってこんなこともできるんだという発見の数々がうれしくて。そして小学校の時の幼馴染と偶然クラスで再会したり新しいたくさんのヨガ仲間に出会ったり。
どんどんはまっていきました。
カナダへ行ってからも、いろんなことがあったけど、いつもヨガマットは自分の安全地帯。(詳しくは別の投稿で♡)
ヨガを通してじっくり自分の体と呼吸に向き合うことで、つい悪い癖で自分を責めて自信を失いそうになっても「このままでいいんだな」と自分を受け入れて楽に生きられるようになっていきました。
この先もどんな形でもずっとヨガをやっていくんだろうなと思います。
そして私がヨガから受けたこういう恩恵を少しでも周りの人たちにもシェアしていければとおもい、自分が今まで教わってきたヨガを、出会えたみなさんに伝えていきたいと思っています。
カナダ編に続く····
