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ヨガにハマったわけ②(カナダ編)


ヨガにハマったわけ①(日本編)のつづきです。

カナダに行ってからヨガの練習に対するモチベーションは日本にいたときのような「どんどんポーズができるようになりたい」というものからは少しずつ変わっていきました。

自分で望んでいったはずの海外生活では、日本の生活では経験したことのなかったいろんなことが起きて、すごい孤独や、不安や、自分の存在の不確かさや、そういうものに直面することがたくさん。今思えば本当にいい経験で今の自分のなかに生きているけど、そのころはほんとに必死でつらすぎ。つらたん。

そのころ、日本で私が練習してた アシュタンガヨガ (どんどんポーズをとって心身共に鍛練していくようなというスタイル)はカナダではあまり見つからず、ポーズの練習とともに呼吸法、瞑想もしっかりやるようなスタイルや、1つのポーズで5分くらいキープしてじっくり体に働きかける陰ヨガも流行ってました。

その中でハマったのはアウトドアヨガ。公園でのヨガ。なぜなら安いから。長いときは3時間くらいやっても1000円くらい。

芝生の上だから、逆立ちでバタンと倒れても痛くないし、アームバランスで顔から地面に突っ込んでも痛くない。前屈したら足の間からのぞきこんだ草にぶら下がる小さい虫が見えたり、ポーズをキープしてるときにふわっと優しい風が吹いたり。

先生のアシストでけっこう難しいポーズもいっぱい教えてもらって、行くたびに自分の体や気持ちに新しい発見ばかり。

自然の中でヨガをして自分の気持ちがどんどんほどけて終わった後はいつもすっきり。長い瞑想してちょっとトリップしたりもよくありました。

とにかくヨガをすることが楽しかった。

その一方で生活は変わらず精神的につらたんのまま。

英語が思うように上達しなくて、仕事が見つからなかったり、友達もほとんどいなくて、自尊心みたいなものはどんどんなくなっていきました。

仕事もないし遊びに行くのもお金がかかるし、一人で家にいると誰とも会わないからどんどん病んでいくし。

そして秋~冬のカナダ西海岸は日が短くて毎日雨。日照時間がとにかく短いので、鬱になる人も多いそうで、その間はビダミンDのサプリをとる人も多いです。

冬のある日、「このままじゃいかん」と思い、とりあえず外出しなければ、と、家の近くにあったヨガスタジオの1か月通い放題パス(そのころ9千円くらい)を買って、ほぼ毎日通い続けました。

ただ何も求めずヨガを練習してるだけ。時間つぶし。

でもその結果、できなかったことができるようになっていったり、その練習を見てくれてる先生が、クラスの中で自分をデモンストレーションとして使ってくれたり、ヨガ関係の英語だけはどんどん理解できて分厚い英語の本も読めるようになったり。そういうことが小さな自信となって自分の中に積みあがっていきました。

あと、そこでいつも通っていた先生のクラスでよく話に出てくるヨガ哲学やアーユルヴェーダにも興味が出てきました。

勉強していくと、

他人の視点や評価ではなく自分の気持ちを第一優先にすること

自分を受け入れることで周囲の人のことも受け入れられるようになること

逃げてもいい、やらなくてもいい、できなくてもいいこと

自分は自分のままでいい、誰かを喜ばせたりいい気持ちにさせる義務とかはなくてまずは自分を喜ばせてハッピーにさせることができればいいこと

それぞれの体格やもって生まれた特質によって、季節や時間によって、体や気持ちは変動するもの、それに合わせた暮らし方があること

そういう、生きるのが楽になるような考え方を知っていきました。

普段の生活でつらたんでも、ヨガマットのうえは安心安全。

そのあと日本に帰国することを決めるまでも、帰国して新しい生活をスタートしたあとも、いろんなことがあったけど、ヨガを通して学んだことが自分の体と気持ちの強さをキープする手段としてそばにありました。

自分で自分を好きになるのは難しいかもだけど、とりあえず今日の自分を責めないでいること。

正しいか正しくないかではなく、好きか嫌いかの自分の声に気づくこと、大切にすること。

そういうことを学んだカナダでのヨガの旅でした。

最終回、③再び日本編に続く···

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